婚約破棄による慰謝料請求の事例

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先日、婚約破棄の慰謝料について調停をされていた方から解決した旨のご報告を頂きました

 

その方の許可を得て記載しております

 

この相談者様(仮にAさんと致します)は婚約者の子を妊娠したのですが、妊娠が分かってから婚約者の態度が急変した為、婚約解消する運びとなりました。

 

Aさんは、当初より出産する決意でおりましたので、婚約解消後に出産。

ですが、出産後元婚約者は認知を拒否しました。

養育費も勿論支払おうとはしません。

 

以前からこのブログでも再三に渡り申し上げておりますが、認知・養育費の拒否はできません

これは、強制的に決まるものです。

拒否をしても悪あがきにすぎません。

 

話を戻しますが、Aさんの場合、まずは認知・養育費の調停を申し立て、それが解決してから婚約破棄による慰謝料の調停という流れになります。

 

数回の調停後、認知・養育費が決定し、養育費は元婚約者の収入が低い(月収手取り12万程度)であったために、月々2万円に決まりました。

 

そして、次に婚約破棄による慰謝料請求です。

元婚約者は今回も支払いに応じようとはしませんでした。

 

このままだと調停は不調となり裁判をすることになります。

 

Aさんとしては、お金ではなく、この問題に区切りを付け前に進みたいというお気持ちでしたので、数十万円でもよかったのです。

 

最終的には「あなたの支払える額で構わない」と元婚約者に伝え、ようやく慰謝料額が決定しました。

 

決まった額は慰謝料20万円。

 

Aさんは、裁判も覚悟していたと言いますが、裁判をすることより早期解決を選択しました。

 

慰謝料の額としては少額ですが、裁判することを考えれば賢い選択かもしれません。

 

裁判をすれば、弁護士費用も掛かりますし、解決までには長い時間が掛かります。

 

その時間に労力を注ぎ込むよりは、少額でも区切りを付け前に進む方が、人生前向きな気が致します。

 

Aさんは、認知・養育費から慰謝料の解決まで1年以上かかりました。

 

調停ですと、どうしても時間が掛かります。(もし裁判を選んでいたらさらに1年は掛かります・・・)

 

今は、心からお疲れ様でしたという気持ちでいっぱいです。

本当にお疲れ様でした。

 

これからは、ご自身のこと、子育てに全てを注いで頂けたらと思います。

 

 

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